当院の脳ドックについて

脳ドックでわかる病気

無症候性脳梗塞

自覚症状の出ないような小さな脳梗塞を、脳ドックで見つけることができます。
将来的なリスクを防ぐために、早期に血液をサラサラにするお薬などを用いて治療を行いましょう。

脳微小出血

将来的に脳出血や脳梗塞に進行する可能性のある微小な出血を確認できます。
加齢や高血圧との関連性が高いため、ご年配の方や生活習慣病をお持ちの方は注意が必要です。

脳動脈瘤

破裂することでくも膜下出血を起こす脳動脈瘤の有無を確認できます。
破裂率は決して高いものではありませんが、発生している部位や大きさによって治療の要否や方法などを考えていく必要があります。

脳腫瘍

良性のものを含む、脳の腫瘍の有無を確認することができます。
腫瘍の部位や大きさによって経過観察、手術、放射線治療など今後の治療方針を考えていきます。

頚動脈の狭窄

脳梗塞や心筋梗塞のリスクをもつ頚動脈の狭窄も脳ドックなら早い段階で確認できます。

脳ドックの内容と料金

脳ドックの検査内容

脳ドックでは、脳卒中やくも膜下出血など脳の大きな病気のリスクを早期に発見するための検査を行います。
MRI検査を中心に、気になることがあった場合は心電図や血液検査なども併せて行っていきます。
当院では必要に応じて検尿なども行い、患者さんの体の状態を丁寧に調べていきます。

MRI検査

脳に異常を来していないかを、断面図のような画像診断で調べていきます。
MRIでは、脳梗塞や脳腫瘍の有無、出血の有無、血管に狭窄が見られないか、閉塞している箇所がないかなど、幅広い検査が可能です。

頸動脈エコー

首にある太い動脈部分を検査することで、動脈硬化の状態を診断します。
動脈硬化が見られる場合は脳疾患のリスクが高まるため、注意が必要です。

心電図

脳梗塞に繋がるようなリスクがないかを検査します。
不整脈、心臓に血液が行き渡らない状態などが見られる場合は早めに対処が必要です。

血液検査

血液検査では、血糖や脂質、肝機能、腎機能など体のさまざまな状態を調べることができます。
生活習慣病の診断にも欠かせない検査です。

脳ドックの料金